山菜に目覚めたのは、忘れもしない22歳の春。（笑）

それまで、私、肉食だったんです。笑

魚も煮物も、和食の類は興味なし。
うさまんが食べたがるから、和食を作っていたような状態だったんですが、あるとき、レジ袋にいっぱい詰め込まれた「タラの芽」を、知人からいただいたんです。

「天ぷらにすると美味しいよ」と言われ、よくわからないけど、言われたとおりに天ぷらにして食べたら・・・・

これがまた、びっくりするほど美味しい！！

あの瞬間、私は一気にタラの芽の虜になり、以降の和食党（野菜好き）へ進むきっかけになったのでありました。(^_^)

どこかで、「植物が、メインディッシュになんて、なりっこない！」と思っていた私にとって、タラの芽の天ぷらは、それだけで、ごはんがいくらでも食べれちゃいそうな（笑）、見た目以上の味わい深さにカルチャーショック。
味といい、食感といい。
これといって、クセもないから余計に、山菜初心者の私にも、すんなりはまりこんでいけたのかもしれませんね。

それと、衝撃的だったのが、いただいた「レジ袋いっぱいのタラの芽」は、知人が、採ってきたものだったということ。

え"？！こんな美味しいものを、タダで手に入れたの！？

えぇ。
探しに行きましたよ、さっそく。笑

まさか、タラの芽っていうのは、通常、山にあるもので、しかも、高く伸びた枝の先っちょにあるものだとは知らず、公園に行って、一生懸命、下見て探してたんですけど。笑

その後、山にあるということを知り、そう簡単には手に入られないことを学んだんですが、

ですが、

なんと、実は・・・・、

当時住んでた家の裏庭に、まんまとタラの芽の木があったんです.！笑

うちの裏庭ですよ、裏庭！
灯台下暗しとは、このことを言うんですね。。。笑
（当時のお家、ちょっと小高いところで、昔、山だった所を切り崩して出来た土地だったので、そういう、山的自然がこっそり残ってたんですね～。贅沢にも、裏庭には桜の木もありました。(^_^)）

・・・・・・・・・・

そんな流れで、現在の「山菜好き！」に繋がっているんですが、美味しいのはもちろん、

季節のものが食卓にのぼるっていうのは、暮しの潤いに繋がるように思うんです。

子育てが始まってから余計に意識するようになったのが、「五感」なんですが、

五感〔視覚（目）、嗅覚（鼻）、聴覚（耳）、味覚（口や舌）、触覚（手や肌）〕を意識して取り入れていくと、

なんでもない繰り返しの毎日も、ちょっとした幸せを感じるようになるんですよね。

楽しさ、リラックスに繋がることはもちろん、子育てのうえでも「五感」を刺激するのって大切なことだと思っています。

日々の暮らしでも見つけられることだけど、

『季節』にスポットを当てて、

目、鼻、耳、舌、触れることで（五感）、楽しさを広げていく

のもいいものですね。(^^)

・・・・・・・・・・・・・

春の味覚、てっとり早く簡単で美味しいのが、「天ぷら」。

タラの芽、こしあぶら、ふきのとう（小さいもの）、よもぎ（ユウユウさんから教えていただきました）、あとは、山菜じゃないけど、菜の花の天ぷらも美味しい。(^_^)

文頭の写真は、菜の花を天ぷらにしたものです。

私の揚げ方（衣）は、

小麦粉、水、氷オンリー。

パリっと感を出すために、ベーキングパウダー（ふくらし粉）を少量加えるのも我が家流裏技です。

氷を入れるのは、揚げるときに、揚げ油と素材の温度差を出すことで、パリッと揚げるため。

小麦粉に水を加えるときは、水っぽくせず、ドロッとした感じに練って、そこにタラの芽などを入れています。

スーパーでも、手軽に手に入る山菜ですが、休日に、ドライブがてら産直にでかけて、スーパーよりも安くてたっぷり入った山菜を買ってくるというのも、春の我が家のちょっとした楽しみです。(^^)

管理人のお得なお試しセット体験レポート