おから入りのハンバーグは、今までよく作っていたけれど、買ってきたおからをそのまま具に加える方法でした。
栄養価がアップする点を買って作っていたものの、普通のハンバーグと比べると、ジューシーさに欠けてしまい、「美味しさよりも栄養重視のおかず」だったことはたしかでした。

なので、今回、おからの炒り煮を使って作るというのも、私の中で、かなりイチかバチかの状態。(^_^;)
しかも、醤油＋みりんの味がしっかりついたおかずをハンバーグにするというのは、もしかしたら、変に甘っぽくなってしまうのでは・・・？という不安もありました。
でも、やってみなければわからない。
これまで、『創作料理』街道をひた走ってきた私としては、まずは、作ってみなけりゃ始まらない！。(^^)。

ボウルにおからの炒り煮を入れ、卵と（これは普通）、そして、しっとりさを出すために牛乳（組み合わせ的に不安でありながら、とりあえず、一か八か）。
炒り煮に味はついているものの、みりんよりも、醤油の味を生かしたいため、気持ち、醤油を加えました。
これらを混ぜたところに、豚のひき肉を加えます。
炒り煮とひき肉の割合は、1：2くらいでしょうか。
よくこねて、ハンバーグの形に成形。

せっかくだから、肉団子も作ろうと思いつき（おかずの種類を増やしておいたほうが、あとあと便利だから）、肉団子の分を残しておきました。

コンロに、ひとつはハンバーグを焼くためのフライパン、もうひとつは肉団子を茹でるための鍋。
コンロ２つで、同時調理です。

味付のハンバーグなので、強火にすると焦げてしまうため、弱火～中火で、様子を見ながら焼いていきます。

一方の、鍋のほうは、沸騰させた湯の中に、肉団子種（ハンバーグ種と同じもの）を、スプーンを使って丸くまとめ、静かに入れていきます。肉団子が崩れないように、火が通るまで、なるべくいじらないようにしつつ。

火が通った肉団子を取り出したあとの湯は、単なるゆで汁ではなく、列記とした「だし汁」。
捨てるのはもったいないので、スープにしました。
具は、中途半端量の水菜と、わかめ（塩蔵）と、そのまま入れるだけでokの切ってある凍り豆腐。
水で戻したわかめは鍋の上でキッチンばさみで切りながら投入。
ボウルの中でジャボジャボ洗った水菜も、同じようにキッチンばさみで切りながら入れました。
あとは、醤油で味をつけて完成です。

さて、不安だらけのおからの炒り煮入りハンバーグ。
思いがけず、大成功でした！(^^)
今まで作ってきたおからハンバーグよりも断然ジューシー！
おからの炒り煮自体が、だし汁を十分に吸っていたのがよかったようです。
牛乳を加えたことも問題ありませんでしたし、炒り煮の味付けのほうも、むしろ、いいほうに転びました。
しっかりした和風味の、ソースいらずのしっとりハンバーグになりました。

↑思っていたよりずっと美味しかった、おからの炒り煮入りハンバーグ。
ちびうさ（４歳）も、かぶりついていました。(^^)

↑肉団子のゆで汁を無駄なく使ったスープ。お肉のだしが効いてます。

↑ミニハンバーグにして、お弁当やランチ用に。
ミニハンバーグと肉団子、それぞれジップロックに入れて冷凍保存。
食べるときはレンジ加熱。

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