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2007年01月03日

●節約おせち舞台裏とレシピ2007

2007年版しのっち家の手作りお正月料理

おせち料理


一の重

・紅白なます ・栗きんとん ・黒豆 ・数の子 ・かまぼこ


二の重

・海老の酒蒸し ・鶏もも肉のオーブン焼き ・小女子チーズ ・伊達巻2色

三の重

・煮物


その他


・お雑煮  ・いなり寿司  ・ちらし寿司


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「シンプル調理」と「家族参加型」をテーマに、”ラク~に短時間に仕上げる”べく、のぞんだ、2006年大晦日のおせち作り

前日の12/30に余裕をもって作り始めるつもりが、結局はできずじまい。
おまけに、31日も、午前中は子供相手に絵本など読んで過ごしていたような状態だったので、内心、「おいおい・・・大丈夫かよ。汗」と、我ながら心配していました。笑

おせち作りのテーマに、「家族参加型」と掲げていたものの、前日からちびうさが熱を出してしまい、うさまんに子供たちの面倒を見てもらっていたので、いつものごとく、私だけで作るお正月料理でした。

31日の午後2時に作り始めて、途中で他の用事をしながらも、おせちを重箱3段分、さらにいなり寿司にお雑煮に・・・を夕方までには完成させることができ、あとはのんびり過ごすことができた、いつもよりずっとラクなおせち作りでした。

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以前は、おせち作りって、すごく大変に感じていたんですね。時間もかかっていたし。

今回のおせち作りとの違いは何か?と考えてみると、やっぱり「手間のかけ方」でした。

私が昔よく作っていた、二色玉子は、

ゆで卵を作る→白身と黄身を分ける→白身と黄身、それぞれを裏ごしする→型に、黄色と白が2段になるように詰める→蒸し器で蒸す→綺麗に固まっているか確認する→崩れないように切る

という、1品作るだけでも、あれこれ道具を使って、手間も時間もかけていました。
二色玉子に限らず、裏ごしする料理を登場させたり、飾り切りしたりという、一品一品の丁寧さ、手間が、「大変」さを倍増させていたのです。

2~3品(種類)作るならまだしも、一人で一気に何種類も作らなければならないときはなおさら、ある程度、ざっくりと作ったほうが、時間も大いに短縮されること。

切り方や調理法が、たとえシンプルであっても、時間をかけなくても、十分に、「心をこめたおせち料理」を作ることができました。

私が作ったおせち料理を食べたちびうさに、「おかあさん、これおいしい!」と言われたのが、何より嬉しかった。(*^_^*)

大晦日。午前中は、ちびうさと一緒に時間を過ごし、午後の短時間で作り上げたスピードおせち。
見た目よりも、手早く作ることを重視した調理ではあったけど、私は、この方法(時間の使い方・作り方)が、今の私にはベストだったと思っています。

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しのっち流節約簡単おせちのポイント

1、献立を書き出す

沢山のお料理を作るときほど、作る献立と使う食材を書き出しておくと、スムーズに作業がはかどります。
書き出す料理も、「作る順」にしておくと便利。
味をしっかりつけておきたいものは最初のほうで作り始め、簡単に仕上がるものは後回しにしました。

・・・私のメモ・・・

煮物(ごぼう・にんじん・れんこん・しいたけ・鶏肉・きぬさや・昆布)
雑煮(にんじん・大根・ごぼう・鶏肉・手羽元・せり)
紅白なます(大根・にんじん)
鶏のオーブン焼き(鶏もも肉)
栗きんとん(栗・いも)
伊達巻き(はんぺん・卵)
田作り(小女子・チーズ)
海老の酒蒸し(えび)
おいなりさん(ごはん・いなりの具)

2 食材まとめ切り

食材は、ほとんど、最初にまとめて切ってしまいました。
たとえば、にんじんは、「煮物、雑煮、なます」に使うので、煮物用は輪切りに、雑煮用となます用には千切りに。
しいたけも、形のいいカサ部分は煮物用に、それ以外は雑煮用に千切りに。軸はすべて薄くスライスして雑煮用にしました。
上記の献立表を見ながら下準備をすれば、「この食材は、○○の料理と△△の料理に使うから、この切り方とこの切り方をしよう」とすぐ判断がつくので、二度手間にならず、スムーズにはかどります。

3 便利な道具を使う

普段、にんじん1本程度なら、包丁で千切りにしてしまうのですが、今回は、雑煮やなますで、結構な量のにんじん&大根の千切りが必要だったので、千切り用のスライサーを使いました。量が多いだけに、これを使うことで、かなりのスピードアップになったと思います。
あとは、他の調理をしながら、入れっぱなし&焼きっぱなしで完成できる、オーブンも活躍してくれました。(小女子チーズと、鶏もも肉のオーブン焼き)

4 ついでに調理

栗きんとんのさつまいもは、水にさらしたあとにアルミホイルで包み、煮物を煮るときに、具の上に置いてフタをし、「同時蒸し」で調理しました。
さつまいもだけのために、別に道具を用意して、別に光熱費をかけて調理することなく、「ついで」にできてしまったので、時間と光熱費の節約につながりました。

5 ものによってはできあいをチョイス

お正月料理の縁起物が好きな私は、黒豆(まめに暮らす)と数の子(子孫繁栄)をおせちに入れているのですが、時間をかけて黒豆を煮ても、トレーに詰められた数の子を買っても、結局それほどモリモリ食べれず、最終的にはなんだかもてあまし気味・・・。
だから今年は、黒豆もできあい、数の子も松前漬けの「食べ切りサイズのできあい品」を買ってみました。
材料費や、手間・時間・人件費を含めて考えても、市販品で少量(食べ切り量)で買ったほうが、お得なこともあるんですね。

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私流簡単おせちレシピ

煮物

ポイント・・・食材ごとに分けて煮る方法はとらず、食材を入れる順番と、鍋の中での食材の置き方を工夫して、ひとつのお鍋で仕上げました。
沸騰した鍋を発砲スチロールに入れて、余熱を生かして保温調理しました。
煮物を煮ながら、栗きんとんのさつまいもを蒸したのも、光熱費と手間と時間の節約につながっています。

材料 ごぼう・にんじん・れんこん・しいたけ・鶏肉・きぬさや・昆布・醤油・酒・みりん

作り方
1 ごぼうは一口大に切って水にさらしておく。れんこんも切って酢水にさらしておく。

2 鍋に、ごぼう、にんじんと、キッチンバサミで大きめに切った昆布を入れて煮る。(ここで、栗きんとんのさつまいもをアルミホイルに入れて包み、鍋の具の上にのせてしまいました。)

3 煮立ったら、根菜に火が通るように、発砲スチロールに入れて保温調理する。(大きめの鍋を使いましたが、個人宅配で利用している生協の発砲スチロールでぴったり!バスタオルで包まず、そのまま箱に入れているだけでも、十分余熱で調理ができました。)

4 (ホイルに包んでいるさつまいもに火が通っていたらここで取り出し)アクをすくう。しいたけ・鶏肉を加えて再び火にかけ、鶏肉にさっと火が通ったら、具の上に1のれんこんをのせ、発砲スチロールに鍋ごと入れて余熱で保温調理。
(れんこんは、どっぷり煮汁に入れて煮るより、この方法にすることで、シャキシャキいい食感に仕上がります。)

5 みりん・酒・醤油で味をつけて、しばらくなじませる。重箱に入れるときに、きぬさやをさっと湯通しして、飾り付ける。

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栗きんとん

ポイント・・・さつまいもはジップロックの袋を使って、手でつぶしてマッシュにしました。


材料 さつまいも(金時いも)、栗の甘露煮、砂糖(三温糖)

作り方
1 さつまいもの皮をむき、水にひたしてあく抜きし、アルミホイルに包んで、煮物の鍋に一緒に入れ(具の上にのせる)、蒸す。

2 串を刺してみて火が通ったら取り出して、ジップロックの袋に入れて、袋の上からつぶしてマッシュにする。

3 2の袋の中に、甘露煮を汁ごと&砂糖を入れ、軽くもみながら全体を混ぜるようにしたらできあがり。


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海老の酒蒸し

ポイント・・・豪華な存在感でありながら、調理法はすごく簡単!フライパンとお酒と塩少々があれば作れます。

材料 有頭えび、日本酒、塩

1 えびの内臓をとる。殻の間に竹串を差し込み、長い内臓をすーっと抜く。

2 フライパンにえびを並べ、酒と塩少々を入れて火にかけふたをし、蒸し焼きにする。

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小女子チーズ

ポイント・・・オーブンを使った焼きっぱなしおかずです。簡単なおせんべい風。ちびうさもお気に入り!

材料 小女子、ピザ用チーズ

1 オーブンの天板にクッキングシートを敷き、小女子とピザ用チーズをぱらぱらと広げる。

2 160℃のオーブンで、3~4分焼き、オーブン内でしばらく置いて余熱も利用してパリっとさせる。

3 食べやすい大きさに手でちぎってできあがり。

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伊達巻(二色)

ポイント・・・今回は、いつもの玉子焼き器(フライパン)を使った方法のほかに、オーブンでも試してみました。玉子焼き器を使ったほうは、ミニ版で、色よく仕上がります。オーブンのほうは、ボリュームを出すのにぴったり。
巻きすを使わずとも、サランラップで綺麗に巻けました☆

材料 卵、はんぺん、砂糖 (卵とはんぺんの割合は、好みにもよりますが、卵のほうが多めのほうが美味しいかも?)

作り方(玉子焼き器バージョン

1 ジップロックなどの袋に、はんぺんを入れ、袋の上からもんでつぶす。その中に割った卵と砂糖を加えて、全体を混ぜる。(はんぺんがポコポコつぶし切れなくても大丈夫!)

2 玉子焼き器を熱し、油をひいて1を流しいれ、弱火~中火で焼く。

3 玉子焼き器で焼いた生地の裏側が色よくなったら、お皿にラップを敷き、その上に生地をのせて、レンジで1~2分加熱させる。(上側が半熟のため)

4 レンジから取り出したら、下に敷いているラップを使ってくるくるとロール状に巻く。巻口の終わりを下にして再びレンジで1分加熱。そのまましばらく置くと、綺麗なロール状に形が安定します。

作り方(オーブンバージョン

1 玉子焼きバージョンの作り方1と同じ。

2 オーブンの天板にクッキングシートを敷き、1の生地を流しいれ、160℃のオーブンで12~15分焼く。

3 オーブンから取り出して、ラップの上にのせ、ラップごとくるくる巻く。巻口を下にして、レンジで1分ほど加熱し、しばらく置くと、綺麗な伊達巻に。

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鶏もも肉のオーブン焼き

ポイント・・・ジップロックなどの袋に醤油液と一緒に入れて漬け込んでおきます。おせち作りのスタートの頃にしこんでおき、終了近くに袋からとりだし、オーブンで焼き上げます。

材料 鶏もも肉、醤油、にんにく(市販のローストガーリック)、塩、あらびき黒こしょう

作り方
1 ジップロックに鶏もも肉を入れ、醤油とローストガーリックと一緒に入れて漬け込み、冷蔵庫で1時間以上寝かせておく。

2 1の鶏肉を袋から出し、両面に塩コショウと、ローストガーリックをふりかける。

3 天板に鶏もも肉をのせ、160℃のオーブンで焼く。焼き色を見ながら、ひっくり返し、中に火が通ったらできあがり!

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お正月料理は、全種類、ちょっと多め作りをし、重箱に入らない分はタッパーに入れて冷蔵庫保存。
なくなったら補充、の形をとっています。

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コメント

あけおめ~!今年もよろしくね!

小さい子がいると、なかなか思うように物事が進んでくれないよね。
ちびうさはもう大丈夫なのかな?

私も最近は学校や町会の役員の仕事で、時間が狂いがち。
ダラダラ過ごすと一日があっという間に過ぎていくから、今年は時間の使い方も課題かな。
お金だけが節約じゃないもんね。
特に子供が小さいうちは・・・。

ではでは、お互いストレスを溜めないように、今年もステキな一年を過ごしましょう!

ララルゥちん>
ララルゥちん、あけましておめでとー!!

ちびうさも、聞き分けよくなってくれて、子育ても随分ラクになったな~って感じ。(*^_^*)
今はちび次郎が大変だけど、お兄ちゃんが結構あやしてくれるから助かってる。笑

ララちん、多忙だもんなぁ。
私も、最近になってとくに「時間の大切さ」をすごく感じて、時間の使い方にすごく興味あるな。
ララちん先輩、いろいろ教えてね☆

今年もよろしくね!
(PS パソ復活?)

しのっちさん♪
あけましておめでとうございます♪
(こんな出遅れてごめんなさい)

本年もどうぞよろしくお願いいたします^^

紅白なますの いくら彩り鮮やかですね~
でも私の目は鶏肉に釘付けになってしまいました。
オーブン焼き、美味しそう!!

ごちそうになりに伺いたいです♪

OL主婦さん>
OL主婦さん、明けましておめでとうございますー♪
こちらこそ、今年もどうぞよろしくお願いします(*^_^*)

紅白なますは、いくらをのせているときは、飛ぶように売れてたんですが、いくらをのせなくなったとたん、売れ残り状態。笑
結局、サラダ風にリメイクしました。笑

今年は、OL主婦さんのように、時間を上手に使った生活が目標です。
またいろいろと学ばせてくださいね☆

しのっちさん
あけましておめでとうございます。

しかしいつもながら美しい。
ほんとうきれいに盛りつけたり料理作れる人うらやましいです。

あがちゃん>
きゃ~~♪(*^_^*)
ネットが、味を伝えることができないことに、ホッとしてたりする、私。笑

私は、あがちゃんのセンスや、アイディアがうらやましいです。
また今年も、いろいろ学ばせてくださいね!(^^)

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