●妊娠までの道のり2 治療
高プロラクチン血しょうによって、妊娠しにくい体質だとわかった私。
非常に大きなショックでしたが、とりあえずできるだけのことをするしかありません。
まずは、薬の投与から始まりました。
それに加えて、毎朝基礎体温を測りながらのタイミング法。
その後、排卵誘発剤を使ったり、いろいろと試してみてはどんどんステップアップしていきました。
ちなみに、ホルモン薬というのは、副作用で太りやすくなることもあるようで・・・・。
私もご飯をそれほど食べていたわけでもないのに、あの時期は太りやすくなってしまっていました。
太ってしまえば、ますます妊娠もしにくくなるわけで、プール通いなども始めて体重を落とす努力も。
当初は、近場の普通の産婦人科での治療でしたが、さらなる可能性を求めて、その分野では全国的に有名な専門の病院へ片道1時間かけて通い続けました。
最初の病院では「高プロラクチン血しょう」が原因とされていたのですが、転院した先では、高プロラクチンの値に問題なしという診断を受け、「原因不明の不妊症」に属する形に。
原因不明というのもまた厄介。原因がわかれば、それを改善するために何らかの方法で治療できるのですが、わからないとなると、ひたすら段階を踏んでステップアップしていく方法となります。
肩やお尻に打つ注射は、激しい痛みを伴います。
とくに肩に打つときなんて、肩にカナヅチを打たれたような、一瞬、頭が真っ白になるような激痛。
だけど、体の痛みや治療は我慢できても、一番辛かったのは精神面。
もともと楽観主義者で、あまり悩まない性格の私ですら、あの時期はかなり精神面でやれてましたから。。。
先の見えないトンネルに入り込んでしまった・・・まさにそんな感じでした。
つづく
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