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2008年03月02日

●科学の心を育てる絵本

キンダーブックしぜん

長男坊(5歳)は以前と変わらず物語絵本も好きなのですが、それ以上に夢中なのが、科学絵本

夜寝る前、「何か好きな本持っておいで」と言うと、決まって選ぶ本があります。

それは、「キンダーブック しぜん」。

リアルなイラストや、綺麗な写真でまとめられたこのシリーズは、毎月、ひとつのテーマを掘り下げて、図鑑以上に詳しい知識と、関心が広がる月刊の科学絵本

科学絵本とは言っても堅苦しいことはなく、子どもの目線に立った、親しみやすい言葉で語りかけるようにつづられているので、物語絵本と同じような感じで読み聞かせています。

幼児向けなんですが、これがなかなか奥が深い。

大人でも知らなかったようなことにも触れられていて、私も夫も、キンダーブックしぜんのファンなのです。

この科学絵本のコンセプトが、

「身近な自然に親しみながら、科学する心が育つ」。

子どもの理科離れが問題になっていますが、探究心、思考力を育てること、理科への関心を広げるのには最適のように思います。

キンダーブックしぜんに出会ったのは、長男坊がまだ小さいとき。

たまたま手にしたこの絵本の面白さにハマり、その後、コレクションするかのように購入するようになりました。

対象年齢は4~5歳向けにはなっていますが、自然に興味を持ち始める2歳くらいのときも面白がって読んでいましたし、身近な題材で子どもの疑問点をわかりやすく解説してくれているので、小学生になっても自分で読めるような、絵本にしては、比較的長く、繰り返し読める本だと思います

実際、この絵本は、「保存に適した上製本」を意識して作られているらしく、”図書コーナーや、子ども達が小学生になっても役に立つ家庭文庫になります”と紹介されています。
非常に手頃な価格設定でありながら、ハードカバーで、しっかりした本です。

発行元は、明治40年創業の100年以上の歴史がある、あのフレーベル館
だからクオリティが高いんですね。

キンダーブックしぜんも、その分野の専門家が指導に当たり、その分野に長けた写真家やイラストレーターが携わっていたりするので、幼児向けとは言え、妥協していません。

ちょっと嬉しいのが、本の最後のページに、大人向けに、そのテーマのより詳しい解説と、絵本の趣旨がまとめられているところ。
保護者向けに別冊で解説がつくものもよくあるけど、こんな風に、1冊の中にまとめられていたほうが私には便利。
あとで見たいときに、バラバラになってしまっていると、探しにくいので。

毎月届く、キンダーブックしぜんを、息子は本当に楽しみにしていて、読み聞かせはもちろん、自分で出して一人で何度も何度も繰り返し読んでいます。

先日届いた「やさいしょくぶつえん」(3月号)では、手軽にできる水栽培がテーマでした。

水栽培というと、主婦の間でも、大根、にんじんなんかがポピュラーだと思うのですが、こちらの本では、きゃべつの芯で始める水栽培なども紹介されていました。

芯の先っぽから生える小さな小さなきゃべつの写真が可愛らしくて、それがさらに大きく育っている姿はちょっと圧巻!

そのほか、同じいも類でも、芽や葉の形、育っていく様子がまるで違うこと。
さといもの切れ端から育ったものは、観葉植物の「クワズイモ」によく似ていて、ぜひやってみたくなりました。

セロリに、しょうが、ごぼうまで、いろいろな野菜が水栽培によって育っていく様子が紹介されていました。

「のこりもののやさいたち。 いつもはすててしまうけど・・・。」の冒頭の始まり方も、もったいないという心やエコにつながるように感じました。

さっそく我が家でも、とりあえず、にんじんの水栽培からスタート。

本を参考に、栽培しながら、毎日ワクワクと観察しています。

毎月こんな風に、本に紹介されている簡単にできる実験や観察も取り入れながら、身近なテーマにどんどん興味を持っているようです。

契約が3月号で切れるので、次回からどうするかを長男坊と相談したところ、「どうしても欲しい!」という要望だったので、4月号からまた始めることにしました。

好評につき、4月号からの購読開始申し込み受付を3/20まで延長したようです。

4月号購読開始(3月末からお届け) しぜん-キンダーブック


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