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2007年12月22日

●時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで

5歳の長男坊が今はまっているのが、時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで

これ、なかなか奥が深い!
迷路として楽しめるのはもちろん、遊びながら大まかな時代の流れをつかめる、隠し絵探しも凝っている、クイズもある、難しい迷路にも挑戦できる!と、これ1冊でいろいろな遊び方ができます

一人でもくもくと楽しむこともできるけど、お友達と一緒に遊んだり、親子で問題を出しながら隠し絵探しをしたりしています。

この迷路の具体的な内容を書いてみますと、

1 恐竜時代から江戸時代まで時代をたどりながら迷路ができる。

恐竜時代→ 氷河時代→ 縄文時代→ 弥生時代→ 古墳時代→ 奈良時代→ 平安時代→ 鎌倉時代→ 戦国時代→ 江戸時代

子どもとの会話の中で具体的な時代の流れを説明するのは難しいものですが、この本には見開きで時代背景が描かれているので、ページをめくるたびに時代の移り変わりが一目で感じられます

それぞれのページは架空の場面ですが、人々の服装や建物などはその時代のものを表すようにして描かれたんだそう。

時代ごとの特徴も簡単に説明されています。
縄文時代を例にとると、今よりも気温が高かったことや北極や南極の氷が溶けて海面が上がったことなども軽く触れられています。

時代の様子は、それぞれのページで数行程度に簡単にまとめられていますが、絵と連動させて時代の様子をつかめるようになっています。

2 迷路が2パターン

迷路は、田んぼのあぜ道だったり、店が並ぶ町並みだったり、山に作られた道だったり、城下町だったり、人ごみも迷路の一部になっていたり・・・と、たどっていく路もそれぞれに表情があります。

たどり方は2パターン用意されていて、普通の迷路は5歳児でも簡単にできるので「やった!」と達成感あり。(*^_^*)
でも、それが物足りなくなっても、「難しい迷路」が用意されているので、頭を使いながら挑めます。

例えば、「○○の所を通らずにいこう。そのかわり、しまっている門を一つだけ、あけられる。どの門をあければいいかな。」とか、「○○が入ったかごをせおった物売りからも、買い物をしよう。スタートから時のトビラまで、同じ所を2回とおらないで、2人の物売りと、であっていけるかな。」など。
ちょっと難しいけど、幼稚園児でもクリアできる難易度です。

3 凝った隠し絵

大人の私でもなかなか見つけられないほど、隠し絵は凝っています。
風景にさりげなく紛れ込んでいるから(だまし絵のような?)、頭を柔軟にして見ていかないとみつかりません。それがまた面白い!

その他にも、ドサクサ紛れに、その時代にはないはずのサッカーボールだとかカップメンが絵の中に隠されています。
でも、それがその時代に全く関係ないということでもなく、例えば、サッカーボールが描かれた奈良時代は、形は違えどその時代は「けまり」というスポーツがあったとか(奈良時代)、カップメンはなかったけど、乾燥させたご飯を、お湯でもどして食べる「かれいい」があって戦場に持っていっていたとか(戦国時代)いったような、つながりも本の最後のほうに書かれています。
歴史と関連づけた遊び心がユニークです。

4 クイズまである

「館でかっている動物は何種類?」
「・・・略・・・リキチの右どなりはゴン。サブとチョウジはとなりどうし。さてヤスケの部屋はどれ?」
などといったクイズもそれぞれのページに設けられています。(漢字にはふりがなあり)
数を数えたり、間違いを探したり、頭を使ったり、と、出てくるクイズもバラエティ豊か。

他にも、怪しい黒服の男が登場して歴史を変えようとしていたり、トケイ石を集めながら進んでいったり、描かれている人物の表情や行動が細かく描写されているのでクイズの出しっこもできたり、と、遊びどころは満載。

今日も夕方から夜寝るギリギリまで、時間の合間を縫いながらハマりこんで遊んでいました。
繰り返し何度やっても面白いようで、自分で問題を出して、当ててもらうのも楽しいみたいです。

迷路と歴史とクイズ、その他諸々が合体した、5歳の息子が今夢中の迷路絵本です。(^^)

時の迷路―恐竜時代から江戸時代まで


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