節約倶楽部 家計管理(やりくり) クレジットカード





クレジットカード活用


節約生活をよりパワーアップさせるアイテムとして、「クレジットカード」を活用しています。

クレジットカードは、単に、現金の代わりに買物ができるというだけでなく、

  ・ポイントを貯めてキャッシュバックが受けられる

  ・賞品と交換したり、優待価格で通常より安い買物ができる

  ・会員限定のサービス(レジャー施設などの優待、無料のサービス)が受けられる

などといった点が大きな魅力。


我が家では、昨年1年間で、クレジットカード利用によって貯まったポイント(キャッシュバック)が約1万円相当


この他、カード会員限定の割引価格での買物や、会員優待サービスなどを合わせて考えると、

     年間
数万円の節約 につながりました。

言い換えれば、

       カードを利用せずに現金のみで買物した場合と比べて、

      
同じ買物内容でありながら、

      
数万円分のおトクを手にいれた
 

ということになります。


ただし、クレジットカードは、後々に支払するという性質のため、使い方を間違えれば、あとで苦労する結果になりかねません。

そのため、クレジットカードを利用するときは、

 「まだ入っていない収入をあてにするのではなく、今使えるお金の範囲で利用」が我が家の鉄則
です。

あくまでもクレジットカードは、買物をする際の橋渡し的な役割と位置づけ、「今使えるお金」をクレジットカードを通して支払うという考え方で利用しています。



カード選び編

●カードはこう選ぶ

数あるカードの中から、メインカードを選ぶ際、我が家で決め手にしているのは、

 「よく利用しているお店」または「最もお金がかかっているもの」を基準に考えます。

うちでは度々カードの見直しをしていますが、これまでの見直しで候補に上がってきたのは、通信系・ガソリン系・スーパー系・旅行系カードなど。

今まで主にメインカードとして使ってきたのが、ガソリン会社がカード会社と提携して発行しているガソリン系カード。
2台のクルマを所有しているため、ガソリン代の出費が多いのです。
ガソリン系カードを持っていることで、提携ガソリンスタンドでの給油で通常より高いポイントが貯まるほか、それ以外の通常の買物でもポイントが加算されます。

また、提携ガソリンスタンドで割引の特典が受けられたり、クルマ関係の会員特典が充実しているので重宝しています。


●カードは目的を絞る


カードを何枚も保持していると、加算ポイントが分散してしまって貯めにくいもの。

ポイントを貯める目的なら、メインカードをしっかり決めてまずその1枚で集中してポイントを貯めることにしています。

あとは、カード提示で優待や割引などが受けられる年会費無料のカードをサブカードにして、そちらは、カードの特典を受けることを主な目的として所有しています。

カードをあまり多く持ちすぎると管理も大変です。うちでは各自2〜3枚が丁度いいようです。



●おこづかい専用カード

夫と私、それぞれに、おこづかい専用口座としてeBANK(ネット銀行)を利用しています。

メリットは、わざわざ銀行へ足を運ばなくても、オンライン上でお金のやりとりができるほか、残高チェックも簡単、人件費などのコスト削減がされているので一般的な銀行より金利が高いイーバンク同士であれば振込み手数料が無料引落手数料が無料(郵便局は月に5回まで無料、セブン銀行は何度でも無料)などといった点。

そんなネット銀行のメリットを生かしつつ、ATMでの入出金用のキャッシュ機能と、買物に使えるクレジット機能がひとつになったカードを選んだので、各自、飲みに行ったときや買物などで、いざというときはクレジットカード払いすることも可能になっています。

クレジットカードの使用は、ネットバンク内で管理している各自のおこづかいの範囲内でやりくりするのが前提なので、オンラインで残高を確認しつつ、無駄遣いの防止にも。

「お財布代わり」に使っているカード(キャッシュカード)ですが、「いざというとき」にクレジットカードとしても使えるので、頼りになる1枚です。



●クレジットカードの年会費

クレジットカードには年会費が無料のものと有料のものがあります。

希望するカードが無料であれば言うことはありませんが、年会費有料のものを初めから選択肢に入れずにカード選びをするのはちょっと損

年間のカード利用額を想定して、ポイントや特典などを考え合わせると、年会費を払ってでも、もとを十分にとれるカードはいくつもあります。

目先のトクより、トータルのトク」を考えながらカード選びをすることで、大きな差が出てきます。

我が家でも、年間のカード利用額を想定して年会費有料のものを選び、年会費以上のお得を手に入れています。



我が家の所持カード内容
種類 目的 年会費
メインカード ガソリン系カード ポイントを貯める為 有料
サブカードA スーパー系カード 優待や割引を受ける為 無料
サブカードB 楽天カード おこづかい専用。



カード使用編

●まだ入っていない収入をあてにするのは×!

クレジットカードを利用しての買物は、その場で支払わず、あとから支払う形です。

しかし、「将来入るであろう収入」をあてにしての買物は、浪費の原因になりえますし、将来、予期せぬ大きな出費が発生して、カードの支払がきつくなることがあるかもしれません。

そのため、「今つかえるお金」あるいは「欲しいもののためにコツコツ貯めてきたお金」の範囲で利用することにしています。


●カード引落し専用口座を作っておくと便利

上記の考え方で、給与が入る口座とは別にカード引落し口座を持っておくと、お金の流れがわかりやすくなります。

カードを使って買物したらすぐにその口座にお金を入れておけば、あとで慌てることもありません。

また、特別支出(毎月は発生しない支出)用のお金をプールしている口座に、カードの引落しを設定しておけば、贈り物や家電の購入、旅行、旅先での買物など特別支出のカード利用もしやすくなり、比較的大きな買物も含まれる特別支出なだけに、ポイントも貯めやすくなります。


●支払方法は1回または2回で

カードで買物をするとき、支払回数が3回目から手数料が発生します。
2回までは手数料がかからないので、支払回数は、1回(または2回)の手数料がかからない範囲での支払いを我が家のルールにしています。


●リボ払いは損!

カードの支払に、リボルビング払い(略してリボ払い)というものがあります。

これは、いくら買物をしても、毎月の支払は一定というもので、一見、月々の支払が楽で良さそうに見えますが、リボ払いは残金に利息がつき続けるものなので、知らないうちに買物した以外の出費がどんどんついていくという払い方です。

また、月々の支払が一定のため、カードを使って月にどのくらい買物をしているかがわかりにくく、無計画なカード利用という結果になりかねません。

節約のためにカードを取り入れている我が家では、「リボ払いはしない」が大原則。


●現金払いでも割引されるカードも

カードによっては、カードを使って買物しなくても、カードを提示するだけ&現金払いで割引価格で利用できるものもあります。
食品や消耗品など、小額で、現金でやりくりしたいものにもカードの特典を受けながらお得な買物が可能になります。




カード特典編

●ポイントが貯まるカードでおトクを手に入れる

クレジットカードには、利用金額に応じて「ポイント」が貯まるタイプのものがあります。
カードによってその内容はさまざまですが、主に、ポイントが貯まると賞品と交換できたり、キャッシュバック(お金が戻る)が受けれるものなどがあります。
通常のカード使用での買物だけでなく、工夫次第でポイントを貯めやすくすることができます。

・家族カードにする
主人名義のカードに、私の分を家族会員としてつけています。
こうすることで、主人と私がそれぞれカードを使って買物(ガソリン給油など)しても、ポイントがひとつにまとめられるのです。
家族カードは、メイン会員より年会費が安く設定されているのも特徴。夫婦それぞれが別箇にカードを作るよりも断然おトクです。

・携帯電話料などもカード引落しで
電話料などの毎月発生するものをカードを通して引き落としするように設定しておけば、その分ポイントが貯めやすくなります。

・金額の大きい買物もカードで
パソコンなどの金額の大きい買物もクレジットカードを利用することで、ポイントも一気に貯まります。
現金購入よりメリット大です!


●見せるだけで使えるカード特典

カード会員には、さまざまな特典が用意されています。
カード会社のサイトで確認できる場合もありますし、特典が載った小冊子を取り寄せると便利に使いこなせます。


●請求書に同封されるチラシもチェック

請求書が届いたら、請求額だけを見るのではなく、同封されているチラシも必ずチェックしています。
優待情報や、キャンペーン情報、カード会社企画の懸賞など、さまざまなお得情報を得られます。




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