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旅行記 アーカイブ

2004年05月28日

旅行計画

近々、旅行にでかける予定を立てています。

それに向けて、うさまんといろいろと計画を立てている今日この頃。

節約倶楽部の節約エッセイの中でも書いていますが、旅行当日だけでなく、行く前の計画や行ったあとの旅行記作りも楽しみのひとつ。
図書館で借りてきたガイドブック数冊とインターネットを利用して、あれこれと予定を立て、半月前から気持ちはすでに北の大地へ。。。

計画を立てずに、行き当たりばったりの旅もまた面白みがありますが、ちびっこがいる今は、息子が飽きないスケジュールでできるだけ楽しみたいという考えでいます。

今回の旅行は、交通手段は飛行機&お目当てのホテルに泊まりつつ、通常価格と比較して交通費+宿泊分でザッと2人分約9万円+αの節約になる計算です。(私のレジャー費節約法
でかけるタイミングや予約法など、ほんのちょっと工夫するだけで大きな違いがでてくるところが、私にとってやりがいのある節約の分野<レジャー。

『モノより思い出』派の私たちにとって、旅行は元気の源です。(*^_^*)

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2004年06月04日

札幌の旅 1日目旅行記

5月30-31日、家族3人で、1泊2日の札幌の旅に出ました。

新千歳空港に降り立ち、快速で約36分で札幌着。

お昼近くだったので、札幌に着いて真っ先に向かったのはジンギスカンのお店ツキサップじんぎすかんクラブ」。
(さっぽろ駅から地下鉄東豊線経由で福住駅下車。そこから中央バス平岡営業所行き「月寒東4条16丁目」で下車。バスで約5分。)

郊外にあり、のどかな風景を見ながらテラス席でジンギスカンが味わえるという開放的なお店です。
これまで、羊肉といったらマトン肉よりも若いラム肉のほうがいいでしょう的な頭のあった私でしたが、このお店の

『ラムは未熟で味がない!ジンギスカンには成熟したマトン肉!』

というマトンへの強いこだわりに心動かされました。
また、北海道でももともと食べる習慣がなかった洋肉を食べる目的で、会員制で発足したという老舗のお店で、道内外の政界人にも愛されたところのようです。

あいにく、テラス席は満席だったため、外で食べるという希望は叶いませんでしたが、ログハウスな店内で、窓から緑を眺めることができました。
食べ放題2500円は平日限定のようで、一人前1300円を。(これに野菜と子供用サイズのようなミニおにぎり2個+たくあん付)
道内のジンギスカンは、『味付き』と『後付け』に分かれるらしく、こちらは、『後付け』タイプ。

さて、じんぎすかんクラブのマトン肉のジンギスカン。
マトン特有の臭みも気にならず、ラムに比べて濃厚な味わいでした。
タレは醤油ベースのちょっと辛め系。子供用に辛くないタレを出していただきました。
(じんぎすかんクラブからタクシーで約5分800円位→札幌ドーム→徒歩10分で福住駅)

福住駅から地下鉄で大通り駅へ向い、札幌時計台へ。

札幌に来た!という実感が一番沸くのがきっと札幌時計台のような気がします。
時計台は、ビルに囲まれた位置にあるため、「日本三大がっかり名所」と言われているようですが、ビルの谷間でそこだけ時が止まったような佇まいもまた、時の流れ・移り変わりが感じられ、これはこれで趣があるように思われます。

もともと、北大の前身である旧札幌農学校の演舞場として建てられたという建物。
米国中・西部開拓地のバルーンフレーム構造といわれる様式を取り入れたものだそうで、飾りの少ないシンプルな建築物です。
何度も外壁を塗り替えたという歴史があったようで、外壁をよく見てみればボコボコとした壁肌がそれを物語っていました。


時計台から大通り公園へ向かう途中でタイミングよく会えた、幌馬車の銀太君!!
愛らしいクリっとした瞳がとっても印象的♪ちびうさも、間近で銀太君に会えて、大喜びでした。(*^_^*)

札幌雪まつりのメイン会場にもなる大通り公園には、ライラックの花が咲き誇り、公園に入ったとたん、ライラックの甘い香りが漂ってきました。(時計台から徒歩2~3分)

大通り公園名物の「とうきびワゴン」は、狭い間隔でいくつも出ており、噴水と花々を眺めながら、とうきび(300円)とじゃがいも(200円)で北海道の味を楽しみながら一休み。

ところで、とうきびにつまようじがついていたのですが、「一体これは・・・・?」としばらく謎でした。
『1粒ずつつまようじでとるの?!』とか『とうきびにつまようじを刺して(串刺し状)食べるの?!』と謎は深まるばかりでしたが・・・・・・・・・・・、旅行から帰ってきてしばらくしてからハッとしました。
あれって、食後のエチケット用ってことだったのでしょうか?つまようじで串刺し・・・私の想像力って・・・・(# v。v)

ちなみに、じゃがいもは、「ニセコじゃがいも」と書かれた箱を自転車で届けている人を見かけました。とうきびワゴンで売っているじゃがいもは、ニセコ産のものを使っているんですね。

大通り公園駅から地下鉄でさっぽろ駅に移動し、今夜のお宿、モントレ札幌にチェックイン。


モントレ札幌、ジュニアスイートのお部屋)

私のなかでは、北海道といったら「大泉洋」さんのイメージがものすごく強いのです。というより、大泉さんファンな私。
大泉さんの何気ない言葉のひとつひとつにいつも笑わされます。
毎日、大泉さんをテレビで見ることができる北海道の皆さん、羨ましいです!
今回の旅を、いくつか候補があったなかで、最終的に北海道に決めたことのひとつに、大泉さんの影響が多少なりともあったりします。(*´ェ`*)ポッ
大泉さんといえば、「水曜どうでしょう」。
もともと、北海道で放送されていた番組のようですが、一部地域を除いて全国でも放送されるようになり、各地にどうでしょうファンの輪が広がっている感じですね。
私も節約倶楽部の私のプロフィール欄に「どうでしょうファン」と書いているのですが、「私もどうでしょうファンです!!」と反応してくださる方が結構多いのです!
大泉さんは、独特の天才的な笑いのセンスを持っているような気がします。私もうさまんも、すっかり大泉さんの虜です。
大泉さんといえば、STARDUST REVUEとコラボで「本日のスープ」を売り出し、5月中旬にはうたばんにも登場していましたよね。(*^_^*)(ミュージックステーションは見逃しました。。。)
さて。大~っ好きな大泉さん。
一応、旅立つ前に事前に大泉さんが出る番組のチェックをしていた私でしたが、旅行の日程上、半ば諦めていたような状態だったのですが、チェックインしてテレビをつけてみると、タイミングよく大泉さんの姿が!!!(嬉)
北海道でしか見ることのできない番組中の大泉さんに会えて、このうえなく幸せな私でした。(*´ェ`*)ポッ


うっすらと暗くなりかけた頃、すすきのへGO!

すすきのはその昔、開拓民の足止めの目的で作られた公設の遊郭がはじまりだったそうです。

北海道の美味しいものを、いろいろちょっとずつ食べたいという考えのもと、地酒の充実した大人な雰囲気のお店・三ノ吉へでかけ、個室でまったりとお食事・・というかお酒タイム。
地物を意識した海の幸山の幸をチョイス。

いろいろ頂いた中でとくに印象だったのが各種ウニの創作料理(とくにウニ入りの揚げ餃子が忘れられない。。。)や旬のホワイトアスパラ&グリーンアスパラ

北海道のホワイトアスパラと言えば、今が旬。
ホワイトアスパラは芽が土から出る直前に収穫するため、手間がかかる・・という理由で最近ではホワイトアスパラを手がける農家も激減し、ますます希少価値が高まっているようです。
缶詰に入ったビシャ・・・とした食感のものとは違い、北海道の旬のホワイトアスパラはシャキッとした歯応え、甘さのなかにほろ苦さがありました。

北海道の美味しさを酒の肴にして堪能したあとは、すすきのから徒歩で狸小路へ。
狸小路は昔、白首(狸の異名)と称する遊女がはびこっていたことから、狸小路と呼ばれるようになったそうです。
全盛期は、道頓堀や銀座に並ぶ代表的なストリートだったようですが、現在はそこまでの隆盛はなく、よくある商店街といった感じ。
頭部を触ると頭がよくなったり、おなかの方を触ると女性のためになったり、下のほうを触ると・・・・・・・・・(謎)になったりという御利益があるという狸明神(?)もありました。

お酒のあとのラーメン店探し。
ちびっこ連れということもあり、スムーズに行動するため、ある程度食べに行きたいお店を決めてからでかけたのですが、ラーメンだけはあえて「ここ!」というのは決めずにやって来ました。

ラーメンって人それぞれに好みがかなり分かれるものだから、誰かの意見を参考に・・・ってちょっと難しいところがあるんですよね。(10人いれば10人がそれぞれ違うお店を言うように・・)
そのため、ラーメンに関しては、何も調べず、実際に来てみてから直感に任せたお店選びをすることにしました。

すすきのの新ラーメン横丁あたりを横目に見ながら、ひたすら運命の(?)出会いを待って歩き、狸小路の通りからほんのちょっとはずれたところいある「香州」という中華料理店にビビビとくるものがありました。(笑)
昔ながらの古びた佇まいのお店です。

吸い込まれるようにして中に入ってみると、他のラーメン店は客入りがパラついていたのに対し、こちらはほぼ満席の状態。
2階のお座敷に案内されました。歩く度にミシミシときしむ畳の上に置かれた円卓前に座り、札幌らしく味噌ラーメンと、餃子を頼みました。

こちらの味噌ラーメンは柔らかい甘みのあるスープが印象的で、メインでラーメンを食べていたうさまんは(私とちびうさは餃子)「玉ねぎの甘味だ!」とぶつぶつ言っていました。
うさまんのラーメンをちょっとだけ味見させてもらった私の感想は、なんだかなつかしく安心感のあるラーメンといった感じでした。
餃子は皮が非常に厚く、もちもちとした食感。それでいて表面はパリっと香ばしい焼き上がり、具もぎっしりでした。
何も調べないながらも、このお店と出会えたことは私達的にはラッキーでした!

香州を出たあと、少しだけ夜の札幌をぶらついてホテルに戻り、ちびうさに合わせて早めの就寝をし、明日に備えたのでした。

モントレ札幌

札幌2日目旅行記へ続く

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2004年06月05日

ぷち旅 山形・銀山温泉&そば街道

両親を誘って、少し足を伸ばし山形の銀山温泉へ日帰りぷち旅行へでかけました。

銀山温泉のあたりは、その昔、鉱山があった場所で、一時期は『日本三大鉱山』にも数えられるほど大きな鉱山だったようです。

川を挟んで十数件の旅館があるこの小さな温泉街には、ひなびた建物が立ち並び、大正の時代にタイムスリップしたような不思議な空間です。
何年か前、初めてこの場所を訪れたとき、写真や本では見ていたものの、実際に訪れてみると、のどかな山間部に突然現れたその光景に、思わず「あ!」と息をのんだことを覚えています。そのときは、県外ナンバーの車(関西など)も止まっており、銀山の人気の高さを伺えました。

この場所は、ドラマ「おしん」の舞台にもなった場所です。
家計を助けるため、出稼ぎに銀山にやってきた母親に会いたいがために、山をいくつも越えてやってきたおしん。
綺麗に着飾った母親の姿を見て、「かーちゃん綺麗だぁ!!いい匂いするな~!」とキラキラした瞳で無邪気に喜ぶシーンが印象的でした。

銀山温泉の中で一際目をひくのが「能登屋旅館」。数年前、国の重要文化財にも指定され、今なお営業を続けている旅館です。
以前、銀山温泉に旅行に行った先輩から、能登屋旅館をバックに、雪景色の中ガス灯が幻想的に灯る写真を見せてもらったことがありました。
ひなびたものだとか情緒というものの良さもわからない、若かりし頃の私でしたが、その写真の美しさには目を奪われ、瞼にしっかりと焼きついた1枚でした。
新緑の今の季節もいいけれど、冬の銀山はもっと素敵なんでしょうね。(*^_^*)

ちょっと遅めのお昼を、村山市の「最上川三難所そば街道」でいただきました。
山形はその昔、米が凶作のときに米の替わりに「そば」を栽培し、農家の人たちが手打ちして食したのがはじまりとされ、今や全国のそば通にも高い評価を受けているそば処です。

地元の人におすすめのお店を聞き、今回でかけたのは、「手打ち 三郎兵衛そば」。

たどりついたそこは、珍しい茅葺屋根の建物。
看板さえなければ、「田舎の古民家」といった佇まいです。
私たちが行ったときは、ちょうど茅を葺いている最中で、なかなか見ることができない茅を葺く光景を見ることができました!

お店に足を踏み入れると、正面には囲炉裏があり、その奥では、ガラス越しに、そばを打っている様子が見えました。
ぐるりと店内を見渡すと、いくつかの広間を開け放した広い座敷が広がっています。
こちらのお店は、住居をお店として開放しているらしく、お店の中には普通に仏壇が置かれていたり、ご先祖様の写真が飾られていたり・・・と、不思議で新鮮で、そして温かさのある雰囲気でした。

いただいた板蕎麦は田舎そばで、固い歯応えです。
なんでも、自家栽培のそばを使っているようで(感動!)、蕎麦10の小麦粉1とのこと。

お蕎麦に合わせて頼んだのが岩魚。
囲炉裏の炭火でじっくり焼かれた岩魚は、骨まで柔らかくなっており、ゆっくりちびちびと大事~に食べていたのに(笑)、油断したすきに息子にあっという間に全て食べ尽くされてしまいました。(泣)

お蕎麦も岩魚はもちろんのこと、お蕎麦と一緒に出された山菜は、ちょっと濃い目の味付けではありましたが、山菜の美味しさを引き立てるシンプルながら絶妙な味付けで、延々と食べ続けていたいぃ!という思いになってしまいました。
なかでも珍しかったのが「あけびの新芽」。
山形では、あけびの芽も食されているという話は聞いていたのですが、思いがけず噂の「あけびの芽」をいただくことができ、年々山菜にはまりこんでいる私にとっては願ってもない一品でした。


帰りは産直のお店で、山形といえば「さくらんぼ!」ということで、さくらんぼを買ってきました。
しかも、さくらんぼの王様「佐藤錦」が驚きの値段で売られていたのです!
佐藤錦といえば、通常なら、1パック数千円だとか数万円もするさくらんぼの中でも超高級な品種なのですが、形が悪かったりというB級品とはいえ、あろうことか、1パック500円前後で売られていたのでした!んもーびっくりっ!(笑)

次に山形にでかける機会があるときは、山菜料理専門店にも足を運びたい!と強く思う私でした。

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