買い物ついでに、堤防へ散歩がてら桜を見にでかけた。
小高い堤防沿いを歩くと、すぐ手に届くところに桜の花々が咲き誇り、下から眺めるのとはまた違う楽しさがある。
上のほうを通ってから、折り返して今度は下のほうを、ちびうさの歩幅に合わせてゆっくりと見上げながら歩く。
太い木の枝にもならないようなところから、桜の花がわずかに顔をのぞかせていた。
気をつけて歩けば、さまざまな自然に触れられる恵まれた環境にあるのに、大人になってからは、人工的なものばかりに気をとられがちだったように思う。
子供が生まれてから、子供と一緒に過ごす時間の中で、いろいろと学ばされることが多く感じる、今日この頃の私。