食費の節約 私の買い物(まとめ買い)ルール


買い方ひとつで、食費を抑える効果は違ってきます。

安いものを求めて、お店のはしごをしたり、閉店間際のお店に行って割引シールがはられたものを選べば、食材はぐっと安く手に入ります。

私もかつては、お買い得な食材を買い求めて、ちらしをチェックしては、お店をはしごしていたこともありましたが、子供が生まれてからは、買い物に歩くことに時間をかけるよりも、子供と一緒に遊ぶ時間を多くとりたい、という思いが強くなり、『1週間に1回、メインのお店でのまとめ買い』という形に切り替えました。

スーパーでまとめ買いをする際は、必ず、自宅の在庫を確認してから買い物に行くことを基本としています。

自宅の在庫を考慮しながら、その日のお店の特売品等を見て、おおまかに1週間分の晩ご飯のメインを考えながらカゴに入れていきます。


献立を考える際は、1週間(7日間)のうち、

 ・肉か魚がメインの日を 5日
 ・豆腐がメインの日を1日
 ・麺類の日が1日

で考えるのがおおよその目安。


晩ご飯のメインに使う肉・魚を5日分(肉は1パックを何回かに分けるので、1パックで数日分と考える)、お弁当用の肉・魚をそれぞれ1品という形でそろえます。
お弁当用には、晩ご飯で多めに作って冷凍して使用しているので、お弁当用としては改めて買うのは最小限に。)


このページでは、「1箇所でまとめ買い」していた頃(第一子誕生(2002年9月)〜第二子妊娠(2005年9月)まで)の、スーパーでの売場ごとの私なりの食材の買い方・ルールについてまとめてみました。



1 準備

でかける前に・・・二重買い・買い忘れを防ぐため、自宅在庫は必ずチェックしてからでかけます。

2 生協についたら

新聞の購読をしていない頃は、ちらしをチェックできずにいたので、お店についたら、まず店先のちらしを見て「今日は何が安いか」をチェック。

3 売場を回るときは

棚の目立つ位置に特売品や目玉商品が置かれているので、目につきやすいところは必ず見て歩きます。


野 菜 売 場


必ずそろえておくもの にんじん・玉ねぎ・じゃがいも
買うもの 上記に加えて、価格の安い旬の野菜などを。


野菜は、使いまわしがしやすく保存もある程度きく「根菜」を常備するようにしています。
(とりあえず、にんじん・玉ねぎ・じゃがいもがあれば、適当な肉類と合わせてすぐにカレーが作れるので、切らさないようにしています。玉ねぎ・じゃがいもに至っては、激安で売られているものをダンボール等で大量買いすることも。)

買物の際は、自宅にある野菜の在庫分と合わせて10品前後は揃えるようにします。(家庭菜園で作った野菜や、ミックスベジタブル、常備しているトマト缶や乾物類も含む)。

旬の野菜は、栄養価もあり味もよく、価格も安いのではずせません。
ただ、冬場は全体的に野菜の価格が高いので、冷凍の野菜を利用することもあります。

葉ものは、買ってきたままで置いておくとすぐにしなってしまうので、ゆでて冷凍しておきます。
それができないものは、いくら安くても大量買いは控えることにしています。

もやしは悪くなりやすいので、買うとしても3袋まで。常時安い食材なので、買い置きはしません
2〜3日で食べきらなければならないので、3袋買ったら、3日以内に食べきるつもりで購入します。
もやしは傷みやすい食材ですが、安いしボリュームがあるので、味方につけると心強い食材となります。

定期的に開催される「98円均一」などの日を意識してでかけることもあります。


果 物 売 場


買うもの 特売品のものに限定

果物だけは、原則として果物屋さんで買うことにしています。(価格も安く、その果物の甘さも直で教えてもらえるため)
ちなみに、果物屋さんでの買物は、「通りがかったときに買う」というパターンです。
安いものは、多めに買って冷凍したり手作りジャムに加工しています。

スーパーで買うときは、特売品のみに限定しています。





魚 売 場


必ず買うもの アラコーナーで、鮭やマスなどのアラ。
買うもの 原則として、その時期の旬の魚が中心。
副菜用にちくわ・ツナ缶などの加工品を、必要に応じて購入。
わかめなどの海草も、自宅在庫が切れていれば購入。


魚売場では、まず「アラ」コーナーをチェックします。
鮭やマスは、お弁当やお弁当や朝食用に使いやすく、また冷凍して常備しておくことができるので、いくらあっても困りません。
そのまま使うだけでなく、ほぐしてフレーク状にすればおにぎりやちらし寿司作りにも重宝します。
刺身のスジの多いところを1パックにたっぷり入れて売られている激安品も、そのまま刺身としては食べづらいのですが、焼いたりすればおいしくいただくことができます。

「アラ」コーナーをチェックしたあとは、値引き品を探します。

値引き品は時間帯によって出ていないあるいは売り切れていることもあるので、その場合は最終的に通常価格のものを選ぶことになりますが、1人分(1人が1回で食べきる分)100円以下のものを選ぶのが、私のなかでのルールです。(100円というのは妥協値。60円〜80円くらいで探すことが多いです。なお、給料日やちょっと奮発したい日は上記のルール(一人分100円以下)の限りではありません。)

ちくわやツナ缶などの加工品は、副菜作りやお弁当に重宝します。
ツナ缶は保存がきくので、底値のときに買い置きしています。
ちくわも、冷凍保存が可能です。

ミネラルの豊富な海草類も、自宅在庫が切れていれば購入します。
わかめは、乾物のほうが安いのですが、個人的に三陸産の肉厚わかめ(塩蔵)が好きなので、やや割高ではありますが、これだけはこだわりをもって購入しています。


肉 売 場

買うもの グラム単価の安いものを中心に選ぶ。
晩ご飯のメイン用に2品ほど選び(自宅在庫を考慮しながら選ぶ)、副菜・お弁当用にベーコンやウィンナーなど。

肉肉類においては、とくに「必ず買うもの」というのは定めていませんが、お得な「1kg入りのひき肉」があるかどうかはとりあえずチェックするのが恒例です。
ひき肉は調理して冷凍保存しておけば、すぐに使えるという点でも重宝しています。
また、小さい子供がいる我が家では、『食べさせやすい』というのもこれを主に買う理由のひとつです。
(多くの場合、いろいろ混ぜ込んだミニハンバーグなどを作りおき冷凍して、お弁当やお家ランチでよく登場させています。ひき肉に豆腐やおからを加えればボリュームもアップして経済的かつ栄養価もアップです。)

肉売場にきたら、ザッと見渡して、単価の安いものを選びます。(特売品がないかをチェック)
なかでもよく購入するのが「鶏むね肉」。こちらも、あらゆる料理にあわせやすく、調理もしやすいのがお気に入りです。(鶏もも肉のほうが柔らかくて美味しいのですが、鶏むね肉のほうが安いので、こちらを買うことが多いです。もも肉が特売になっているときはここぞとばかりに購入します。)

豚肉などは、価格の安い細切れタイプを選ぶことが多いです。

メインにする肉とは別に、ベーコンもよく購入します。ベーコンは「ちょっとずつ使い」がしやすく、他の食材と合わせていろいろな料理に加えられるので。
また、お弁当用にたまにウィンナーを買い求めたりもします。ウィンナーも冷凍保存が可能なので、安いときに買って冷凍し、ボイルして使います。


乳製品・卵・豆製品 売 場

必ず買うもの 卵・納豆・豆腐・牛乳
買うもの 自宅在庫を見ながらピザ用チーズ

卵
豆腐はメインにもなるので重宝しています。
実際のところ、安い豆腐は、そのまま食べるには味的にはいまいちだなぁ・・・というのが本音ですが、「調理して美味しく変身させるのが主婦のなせる技だ!」と思っています。

納豆はそのまま食べるほか、納豆チャーハン・納豆オムレツ・納豆かき揚げ・・・など、他の食材と組み合わせて一品を作ることも多いです。

豆腐・納豆は、PB商品を選ぶのが主流ですが、はしごができる日は、豆製品が常時安いお店にでかけ、納豆・豆腐を多めに買って、冷凍保存しています。

卵は、できるだけ1パック100円以下で買いたいところですが、特売を狙わない限り、なかなかそうもいきません。
自宅在庫がない場合は、とりあえず1パック買っておきますが、特売品として出されていたときは3パックほどまとめ買いしておきます。大量に買って、卵焼きを沢山作って冷凍しておけば、お弁当にもすぐに使えて便利です。

もともと家族揃って牛乳好きなうえ、子供も小さいことから、牛乳は2〜3本ほど購入します。(ホワイトソースやシチュー、そしてヨーグルトも牛乳で手作りします。)

グラタンやピザを作ることが多いため、ピザ用チーズは、在庫を切らさないようにしています。
ほかの食品と比べて価格が高めの商品なので、PB商品を選んだり、月に1度、買物合計額から値引きされる日にタイミングを合わせて購入したりしています。
我が家の場合、頻繁に使ってあっという間に使い切るので問題はないのですが、たまにしか使わないご家庭の場合、小分け包装されているものを選んだり、開封したものを冷凍保存することをおすすめします。

パルメザンチーズは、容器入りのすでに削られているタイプのものを使用しています。こちらも主にPB商品。


冷 凍 食 品 売 場

買うもの ミックスベジタブル


自分で作って冷凍していたほうが安上がりなため、市販のお弁当用冷凍おかずはほとんど買いません。
例外として、材料を買って手間ひまかけて作るよりも安い「半調理冷凍唐揚げ(主に業務用)」があったときは、購入することはあります。
また、野菜の品数が少なく全体的に高い冬場は、冷凍の野菜を買ったりもします。

私が冷凍食品売り場で買うのは「ミックスベジタブル」。料理にちょっと加えるだけで、栄養価がアップします。こちらもPB商品を利用。ミックスベジタブルも料理を選ばず、あらゆるおかずに気軽に使えます。(毎日のように使っています。)


お か し 売 場

買うもの 何も買いません

私はもともと、スーパーで売られているお菓子を食べる習慣がなく、子供のときも、母や姉がおやつを手作りしてくれていたので、「おやつは作るもの」という意識が強く、小学生の頃から自分でおやつ作りをするなどもしていました。

「家に市販のおやつの在庫がないのが当たり前」と思って育ってきたこともあり、買うとしても、たまに、ケーキ屋さんのケーキだとか、和菓子屋さんから買うくらいなものです。

普段のおやつは、市販のものより手作りしたほうが断然安くあがります。自分なりの簡単レシピで(ちゃちゃっとケーキなど)、手間をかけなくてもすばやく作れるおやつを考えています。(結婚したら、お菓子作りに手間ひまかけるのがしんどくなりました・・・)


お 酒 売 場

買うもの 何も買いません


お酒は食費から出さないのが、結婚してからのルールです。
お酒・おやつなどの嗜好品は、「おこづかい」から出すことにしています。


調 味 料 売 場

買うもの 必要に応じて主にPB商品

これこそ、特売品を求めてはしごしたいのはやまやまなのですが、そうもいかない現実なので、PB商品を利用することが多いです。また、月に1度のサービスデーのタイミングに合わせて、まとめ買いすることもあります。
業務用調味料が安いお店に行く機会があるときは、そちらで業務サイズなどの調味料を買っています。ただ、いつも購入しているお店のPB商品と比べて単価が高い場合もあるので、必ず携帯の電卓機能を使って計算してから購入します。


乾 物 類 売 場

よく買うもの 煮干・昆布・削り節・白ゴマ・芽ひじき・のりなど

自宅在庫状況を見ながら、必要に応じて購入します。
とくに、上記にあげたものは常備品として切らさずに購入するようにしています。

鉄分をとるために、積極的にひじきを食べているのですが、長ひじきより芽ひじき(短い)のほうがグラム単価が安いので、芽ひじきのほうを購入しています。

だしは、粉末タイプではなく、煮干・昆布・削り節でとり、残ったものをリメイクして新たな一品を作っています。

  

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