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目次

1章 我が家のクレジットカード活用

2章 クレジットカード選び編

3章 クレジットカード使用編

4章 クレジットカード特典編

5章 今人気のクレジットカード

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 3章 クレジットカード使用編

●まだ入っていない収入をあてにするのは×!

クレジットカードを利用しての買物は、その場で支払わず、あとから支払う形です。

しかし、「将来入るであろう収入」をあてにしての買物は、浪費の原因になりえますし、将来、予期せぬ大きな出費が発生して、カードの支払がきつくなることがあるかもしれません。

そのため、「今つかえるお金」あるいは「欲しいもののためにコツコツ貯めてきたお金」の範囲で利用することにしています。


●カード引落し専用口座を作っておくと便利

上記の考え方で、給与が入る口座とは別にカード引落し口座を持っておくと、お金の流れがわかりやすくなります。

カードを使って買物したらすぐにその口座にお金を入れておけば、あとで慌てることもありません。

また、特別支出(毎月は発生しない支出)用のお金をプールしている口座に、カードの引落しを設定しておけば、贈り物や家電の購入、旅行、旅先での買物など特別支出のカード利用もしやすくなり、比較的大きな買物も含まれる特別支出なだけに、ポイントも貯めやすくなります。


●支払方法は1回または2回で

カードで買物をするとき、支払回数が3回目から手数料が発生します。
2回までは手数料がかからないので、支払回数は、1回(または2回)の手数料がかからない範囲での支払いを我が家のルールにしています。


●リボ払いは損!

カードの支払に、リボルビング払い(略してリボ払い)というものがあります。

これは、いくら買物をしても、毎月の支払は一定というもので、一見、月々の支払が楽で良さそうに見えますが、リボ払いは残金に利息がつき続けるものなので、知らないうちに買物した以外の出費がどんどんついていくという払い方です。

また、月々の支払が一定のため、カードを使って月にどのくらい買物をしているかがわかりにくく、無計画なカード利用という結果になりかねません。

節約のためにカードを取り入れている我が家では、「リボ払いはしない」が大原則。


●現金払いでも割引されるカードも

カードによっては、カードを使って買物しなくても、カードを提示するだけ&現金払いで割引価格で利用できるものもあります。
食品や消耗品など、小額で、現金でやりくりしたいものにもカードの特典を受けながらお得な買物が可能になります。



・・・カードこぼれ話・・・

◆カード利用時の「手数料」に注意!

私たちがクレジットカードを利用するうえで、かかるお金といったら、

 ・買物した代金
 ・年会費(年会費無料のカードの場合はかかりません))
 ・支払回数(方法)による分割払いやリボ払いなどの手数料(分割2回までなら手数料無料)

です。
カードを利用するうえで覚えておきたいのは、私たちが支払う「手数料」は、3回以上の分割払いまたはリボ払いによって発生するもので、のちほどカード会社から請求がきて、カードを使って買物した分と一緒に支払うもの。

一方、店側(加盟店)は、カード会社との間で、「加盟店手数料」というものがあり、店側がカード会社に対して手数料を払うというシステムになっています。
しかし中には、ごくごく一部の店で、この「加盟店手数料」を、消費者がカードを使って買物する際、「手数料」と称して買物額に手数料を上乗せして請求する店があります。

この場合、法的なものも含めて罰則というものがないため、カードを使用する私たち消費者が気をつけなければいけない現実があります。

カード会社によっては、支払ったあとに申し出れば、店に支払った手数料分を返してくれるところもあるようですが、全てのカード会社で行っているものではありません。

私自身、この件について、カード会社、消費者センター、カード協会等に問い合わせた経緯があります。

対策としては、カード利用時にそのような請求がされた場合は、カードを利用しない、もしくはその場でカード会社に電話して、カード会社から店に話してもらう等の方法が考えられます。


4章 クレジットカード特典編