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■「シンプル」をテーマに
■自分に合った節約を
■節約するところ、しないところのメリハリをつけるメリハリ節約『お金を使う行為』は「節約の敵」ではなく、いかに活きたお金の使い方をするかが大切だと思っています。 節約すべきところはしっかりとする分、必要なもの、本当に好きなものには、それなりのお金を使う。 そんなメリハリをつけた節約を、2000年、ネット上で初めて「メリハリ節約」と名付け(私的造語)、私の節約ポリシーにしてきました。 バーモントキャスティングス社(アメリカ)のアンコール 暖をとって、料理もして、そして癒されて。 ■節約生活の中にも気持ちのゆとりを「我慢すること」が節約だとは思いません。食費を抑えようと食べることを我慢するのではなく、食費を抑えながらもいかに楽しい食生活を送れるか。 旅行に行くのを我慢するのではなく、他のところで節約を頑張った分を旅行に回し、旅行費用も工夫して安くあげる。 人生は一度きり。 楽しむことを暮らしの中に組み込みながら、やりくりと工夫で節約生活も楽しみたいものです。 楽しみは家族旅行。写真は、秋田のペンション・サウンズグッド! ■お金を使わず頭と体を使う市販品に頼りっぱなしでなくても、アイディアと手作りで必要なものが手に入れられます。 例えば、使わなくなったものをリメイクして別なものとして生まれ変わらせたり。 また、育ち盛り食べざかりの子どもが3人いる我が家では、おやつやパンも手作りなので、市販のものを買うより安くあがります。 節約には、アイディア(頭)と、手作り(体を使う)が強い味方になってくれます。 子ども3人の育児で活用したベビーグッズをリメイクして作った入園グッズ
■自分は自分。人と比べない。以前、「雑誌のやりくり特集(家計簿公開)を見たら、収入からして我が家と違うから、もう見るのも嫌になった」という会話が出たことがあります。たしかに、人それぞれに収入も違えば、家族の人数も、年齢も、住んでいる環境も、仕事内容も、趣味も違います。 人様の家計簿と自分の家を比べて、そのまま自分に置き換えることはできません。 私が、節約において比べるのは、あくまで「我が家の家計」の中でです。 前月・前年と比べて、どう進歩したか。 もちろんそれは、家族構成が変わったり、子どもの成長に伴って支出が増減することもあります。 「数字」の比較だけでなく、過去と比べて、どれだけその項目に節約の工夫が加わったか、という点で振り返るのも、節約のモチベーションを上げてくれます。 ■節約ルールを決める私は暮らしのあらゆる場面を、ルール化しています。 例えば家事にしても、ルールさえ決めていれば、体が自然にそれに慣れて、スムーズに進行するように思います。 節約もまた、費目(食費・子ども費・レジャー費・光熱費et cetera)ごとに私なりのルールがあります。 それはいわば、私の節約の土台。 日々の生活の中で、やりくりに関する考え方・行動を、その節約ルールにあてはめていきさえすれば、自然に節約が達成できます。 基本的なその土台を固めながら、プラスαとして、アンテナを立てて新しいことにチャレンジしてみたり、ひらめいたことを加えてみたりするのが、私の節約のカタチです。 ■意味のあるお金の使い方をする私は常に「意味のあるお金の使い方」をしたいと考えています。それは、前述したメリハリ節約にも繋がっています。 家計のやりくりを任された新婚時代。 「物より思い出」を大事にしていた私が、料理中にふと思ったこと。 「こうして消費されていくエネルギーや水。料理に必要な分はまだしも、ムダに使った分は、思い出に残るでもなし、あとには何も残らないな。」と。 ムダに使った水道光熱費は、あとに何も残らない意味もない支出になってしまいます。 エネルギーも水も、「その都度、必要な分だけを使う」。 それは、節約の基本中の基本ですが、私にとってそこには、「ムダなものにお金を使いたくない。使うなら、思い出作りにお金をかけたい。」という思いが含まれています。 私が優先的にお金を使いたいのは、思い出作りや、長く使うもの。そして、将来のための自己投資。 長く使うものに関しては、気に入ったデザインのもの、丈夫なものを選びたいと思っています。 逆に、短期的に使うものであれば、安くあげても全然かまわないし、消耗品も工夫してコストダウンするように努めています。 ひとつひとつの支出に向き合うことが、結果、節約と快適な生活のバランスをとるうえでポイントになってくるように思います。 ■ゲーム感覚で節約に特に励んでいた新婚時代、節約は私にとってゲーム感覚でした。まだまだ試行錯誤の時期だったので、目新しい節約にどんどんチャレンジすること自体が楽しかったものです。 節約を始めてからそれなりに年月がたった今は、生活の中に自然に節約が溶け込んでいるような状況ですが、時々、「短期集中型 超節約生活」に身を置いてみることもあります。(支出が多い月など) いつもより、生活費の予算設定を抑えて、引き締めた節約生活に身をおいてみると、普段の生活では見落としていたことに気づけたり、新たな節約アイディアが生まれてくることがあります。 こういった刺激によって、マンネリになってしまった節約生活も違った視点で見つめられますね。
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