2004年1月 おせち料理

・・・・・・・・・・ お 品 書 き ・・・・・・・・・・ 

一の重 ・紅白なます
・黒豆
・さつまいも茶巾
・ぷち伊達巻
二の重 ・海老の酒蒸し
・ミートローフ
・鯛の焼き物
・ソフト田作り風
三の重 ・煮物
その他 ・炊き込みおにぎり

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Happy New Year

お正月だというのに、寒くもなく雪も降らず、なんだかお正月らしさに欠ける感のある元日。
冬嫌いの私としては、寒くないというのはありがたいけれど、今日だけは物足りなさを感じてしまう。
かろうじてお正月らしさを感じるのは、昨日作ったおせちと、部屋に飾った梅の花と、毎年同じような内容のお正月番組。

・・・そして折込ちらしの山。
このところ全くと言っていいほど物欲がなかった私も、「初売り!」の大きな文字にはつい心動かされる。
昨日まで買うつもりなんてちっともなかったのに、何かを買いたい衝動にかき立てられるから、元旦のちらしというのはスゴイ・・・。
それにしても・・・。
かつては「初売り」といえば1月2日というのが普通だったように思うのだけれど、最近では元日初売りが当たり前の風潮があり、なんだか息が詰まる。
元日、ゆっくりと起きてちらしを広げると、もう今日から売り出し。早くいかなきゃ損する?!ここでのんびりしてる場合じゃない?!などと、息つく暇がないというか・・・。

でもまぁ、今日くらいはさすがにゆっくりしよう・・・。


朝食は、さっそくおせち料理を取り分けて。
普段から「作りおき」というものはよくしているけれど、お正月に用意するおせち料理は「究極の作りおき」だと思っている。
いつもよりもちょっと奮発した食材を使い、徹底して『三が日をラクする』ために用意するおかずの数々。
人件費・手間にお金をかける余裕があれば、出来合いのおせちを数万円をかけて購入する手もあるけれど、自分で食材を買い揃え、手間を惜しまずに作れば、万単位を出さずとも、自分好みのおせちを用意することができる。
ちなみに、今年かかったおせち料理の材料費は約2,590円也(お正月三が日×3食分)。
(※それぞれ多めに作り、重箱に入りきらないストック分含む)

今回は手を貸してくれる夫が不在なのと、ぐずる息子の相手をしながらのおせち作りだったので例年よりは極力手間をかけずに作ることに徹した。

煮物になますにさつまいも茶巾にぷち伊達巻に・・・。
息子もペロリと食べてくれてホッ・・・(=^_^=)



一の重(口取り的なもの、祝肴など)

・紅白なます=スライサー使用で手間をかけず。りんご酢を使おうと思いながら、新年だから新しいお酢を使おう、と未開封だった黒酢をおせちにおろす。いただきものの大根と、常備のにんじん使用。多めに作ってタッパーにストック。ストック分も含めて材料費約20円。

・黒豆=産直の店で買ってきたちょっと小粒の豆使用。保温調理鍋(シャトルシェフ)で茹でたので、ガス代大きく節約。多めに作って材料費約100円。

・さつまいも茶巾=いつもは栗きんとんが定番だけれど、息子向けにマッシュにしたさつまいものみを使い茶巾風に。小さめにまとめたことで、1歳児も食べやすそう。綺麗な黄色を出したいために金時いもを買うこともあったけれど、今回は、買い置きしていた普通のさつまいも使用。ストック分も含めて材料費約80円。

・ぷち伊達巻=私のおせちの定番に「二色玉子」がある。茹でて白身と黄身に分けて丁寧に裏ごしして型に二段に詰めて蒸し器で蒸して・・・と手間がかかるけれど、仕上がりがすごく綺麗なのが気にいっているのだけれど、今年は「手間をかけずに」がテーマだったので、簡単伊達巻に。ただ、ミキサーを出して洗うのもじっくりと蒸すのも嫌だったので、私なりのアレンジで。はんぺんを袋に入れて手でもみながら崩し、すり鉢で卵と合わせて卵焼き器で焼くという超簡単&スピーディーな伊達巻。小さめサイズにしたことで息子も手にとりやすく食べやすそうだった。ぷちサイズ2巻分ではんぺん2枚、卵3個使用。材料費約90円。



二の重(焼き物)

・海老の酒蒸し=爪楊枝を使って背わたを抜き、日本酒と少量の塩で蒸し焼きにしたシンプル調理。でもこのシンプルさが一番美味しいと思う。1尾98円で購入したが、その後タイムサービスで1尾50円に・・・。ガックリ・・。6尾使用、まとめ買い値引きがあって材料費580円。

・ミートローフ=息子が食べれる肉料理ということで、ミートローフを。ミックスベジタブルを混ぜてあるので、切り口の彩りが楽しめる。型は使わず、アルミホイル使用。余ったらお正月明けのお弁当にも使えるし・・・ということで豚ひき肉1kg全てを使い、3包み分一気にオーブンで。材料費約720円。

・鯛の焼き物=楽しみにしていた鯛の焼き物大失敗。徹底した同時進行での調理は良かったのだけれど、「グリルで鯛を焼いている」ということをとんと忘れていて、焦がしてしまった・・(泣)
悲しいので、焦げをよけて裸にしてしまった鯛には葉の着物をかけてかくれんぼ気味にお重に・・・。それにしても1尾150円の鯛は嬉しかった。材料費2尾で300円。

・ソフト田作り風=小女子使用。熱湯に漬けて塩分を取りながら柔らかみを出し、フライパンで軽く炒ったソフトな田作り風。葉っぱ2枚を器風に作り盛り付け。材料費約130円。




三の重(煮物)

・煮物=今までのおせちでは、食材一種類ごとに別茹でする・・といったかなり手間のかかる方法をとっていたけれど、今回は豪快に全茹で。熱伝導のよいセラミック鍋を使用することでスピーディーかつ美味しく。盛り付けも手早く大胆に。鶏もも肉、にんじん、ごぼう、しいたけ、生れんこん使用。たっぷり作って材料費約570円。














炊き込みおにぎり

私はあまりお餅を食べないし、息子もまだ無理なので、炊き込みご飯を作ってぷちおにぎりを作りおき。ふんわり握れば冷凍ストックができ、食べるときにレンジで温めればよし。
いつもは手抜きして材料・調味料を直接炊飯器に入れて炊くけれど、今日は煮物のだしを使って具を煮込んでから炊き込み。


















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